いつも駅からだったのメインビジュアル
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いつも駅からだったにご参加いただき
ありがとうございました。
またどこかの駅でお会いしましょう

※イベント終了に伴い、開催期間中の特典である
現地での謎解きやアンケート回答後の
サイドストーリーは体験できかねますので、
ご了承くださいませ。

「いつも駅からだった」とは

小説×街歩き

「いつも駅からだった」は、小説を新たな形で体験する短編小説シリーズ。
小説を読むのはどこでもできる。でもその舞台を実際に見ながら小説を読んだら…?
きっと新たな景色が見えるはず。
当シリーズでは京王沿線を舞台に、実在する駅や街、商店街、店舗などを取り上げながら、「友情」や「家族の絆」などをテーマにした物語を描いていきます。

楽しみ方
「いつも駅からだった」の楽しみ方の説明

※ 推理等せず、小説としてお楽しみいただくことも可能です。
※ 冊子は数量限定となります。

小説を読む 

1

2023.3.3

いつも駅からだった 「下北沢編」

いつも駅からだった
「下北沢編」

ギタリストの俊介は、ボーカルの琢磨を探していた。

琢磨の作ったメジャーデビュー曲の詞が盗作ではないかという疑惑がSNS上で話題になり、炎上しているのだ。

それなのに琢磨とは連絡が取れず、たった一言だけ

《俺の気持ちになって下北沢を歩けばわかる》とだけ返ってきた。

俊介は事実がわからないまま下北沢を奔走することになり…

声優・坂田将吾の朗読付き冊子&アイテムの配布は終了いたしました。(2023年5月)

2023.5.16

2

いつも駅からだった 「高尾山口編」

いつも駅からだった
「高尾山口編」

中学教師・倉田和夫は高尾山を目指し、高校生の息子・龍也と新宿発のMt.TAKAO号に乗っていた。

突然不登校になった息子に高尾山に行かないかと提案したところ、了承してくれたためだった。龍也の登校拒否の理由はわからない。ただ、和夫は少し前に日記を覗き見てしまった。そこにはいじめを連想させる文言が連ねられていたのであった。

登山中に事実を突き止めようと考える和夫。

果たしてこの親子は打ち解け合い本音で話し合うことができるのか。

声優・赤羽根健治の朗読付き冊子の配布は終了いたしました。(2023年9月)

3

2023.09.14

いつも駅からだった 「調布編」

いつも駅からだった
「調布編」

大学二年生の麻由は調布駅で立ち尽くしていた。祖母から「調布で一緒に『秋の黄金』を観よう」と誘われたは良いものの、駅に祖母は居らず、「数日前に送った手紙を見れば居場所がわかる」とだけ言い残し、連絡が取れなくなってしまったからだ。肝心な手紙は暗号のようになっている。調べると『秋の黄金』は相当昔の日本映画のタイトルらしい。もしかして祖母は過去と今のことが分からなくなってしまったのではないか。不安を抱えながら奔走する麻由に訪れる結末とは――。

声優・山根綺(やまね・あや)の朗読付き冊子の配布は終了いたしました。(2023年12月)

2023.12.13

4

いつも駅からだった 「府中編」

いつも駅からだった
「府中編」

二十五歳の誕生日当日、晴香はモヤモヤしながら職場に向かっていた。《誕生日おめでとう。三年目のプレゼントの場所は書店に行けばわかります》同居している美大生の妹・美雨が残したメモにそう書かれていたからだ。気分屋で、だらしなくて、頼りない妹。一方しっかり者で、まじめで、心配性な姉。対照的な妹が用意した誕生日プレゼントとは――。

声優・鈴木みのりの朗読付き冊子の配布は終了いたしました。(2024年3月)

5

2024.03.28

いつも駅からだった 「聖蹟桜ヶ丘編」

いつも駅からだった
「聖蹟桜ヶ丘編」

あるインタビューを目にした藤原弥生はその内容に胸騒ぎを覚える。人気バンド「Estuary」のギタリスト・尾田俊介が、バンド解散の危機を下北沢の「黒ぶち眼鏡の京王電鉄職員」に助けられたという話であった。京王電鉄は2年前に病死した夫・幸太郎が勤めていた会社であり、俊介の語る風貌は幸太郎と一致するものだった。さらにSNS上には、そのインタビューを受けて「自分も同じような体験をした」という声が複数出ていた。しかも体験した場所は高尾山口、調布、府中と、いずれも京王沿線である。弥生は居ても立っても居られず、亡き夫に似た職員を捜しはじめる ――。

声優・井上麻里奈の朗読付き冊子の配布は終了いたしました。(2024年6月)

小説家

小説家の岩井 圭也

岩井 圭也

1987年生まれ。大阪府出身。2018年、「永遠についての証明」で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。著書に『夏の陰』『文身』『最後の鑑定人』『付き添うひと』などがある。

撮影・橋本龍二

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